リアル口座によるフォワード比較検証です。本検証は
ループイフダンと千刻・略式で同等運用したときに「どの程度」収益に差がでるか?
という目的で実施しています。
※千刻・略式は同等運用にする必要性はありませんが、ループイフダンとの収益性の違いを計測するために同等にしています
期間実績 2017/05/05~2017/05/12
- | ループ・イフダン USDJPY B15_15 |
千刻・略式 XMマイクロ |
---|---|---|
期間獲得Pips | 415.9 Pips | 427.2 Pips |
利確回数 | 29 | 27 |
平均獲得Pips | 14.3 Pips | 15.8 Pips |
最大獲得Pips | 15.0 Pips | 20.0 Pips |
最小獲得Pips | 12.3 Pips | 14.7 Pips |
累計実績 2017/04/28~
- | ループ・イフダン USDJPY B15_15 |
千刻・略式 XMマイクロ |
---|---|---|
期間獲得Pips | 760.1 Pips | 869.9 Pips |
利確回数 | 54 | 55 |
平均獲得Pips | 14.1 Pips | 15.8 Pips |
最大獲得Pips | 15.0 Pips | 23.0 Pips |
最小獲得Pips | 7.6 Pips | 14.2 Pips |
総評・所感
先週、ループイフダンの獲得Pipsが小さい事で懸念の声をあげましたが、
利益が小さくなるケースの素性が明らかになりました。
これはループイフダンのロジックそのものが影響しています。
新規ポジションを取るための予約注文としては指値のみでトラップを張っておき、
逆指値はトラップを張っておかないため起きる現象です。
ループイフダンは高値更新時「必ず」利幅の設定値よりもスプレッド程度の利幅が縮小します。
悪く表現しましたが、言い方を変えると高値更新しない限りはきっちりと15Pips利益(150円)を積み上げてくれる(はず)です。
さて、今回注目は利確がループイフダンのほうが2回も多いことです。
千刻・略式とのポジションの位置にズレが発生し、ループイフダンの方が利益確定しやすい相場の動きだったようです。
スプレッド自体はアイネット証券とXMでほぼ同等なので、スプレッド差異による利益確定回数の差というより、
ポジションの建てた位置のズレによって差が今後も発生するかと思います。
ただ、どちらが増えるかは相場の動き次第なので予想は出来ないです。
とはいえ、2回の利確数の差がありながら、千刻・略式の方が平均獲得Pipsのおかげで利益が出ている結果となっています。
平均獲得Pipsについては
ループイフダンは続ければ続けるほどに設定値に収束していきます。
高値更新が続かなければ徐々に改善の兆しが出ます。
他方の千刻・略式は今後もこれまでと同じような状況が続くと思われるため、横一線に並ぶことはないとみています。
開始直後からループイフダンにとって最も不利になるような状況が続き、2週間で100Pips(1000円相当)も差が付きました。
ただ、一番差が付きやすい高値更新が続いた結果と捉えるのが正確かと思います。
今後、差が開くにしてももう少し緩やかになると推測しています。
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