システムバージョンアップを行い、Ver5.2をリリースしました。
前回のバージョンアップでスリッページ対策を行いましたが、今回のバージョンアップでさらなる強化を施しました。
ご利用者様が実際に被った以下事象を看過できず、対策を入れた形となります。
【対象システム】
千刻 Ver5.2
【改修内容】
MT4業者の注文方式によっては、注文時にスリッページ指定しても無効となります(想定以上のスリッページであっても約定拒否できません)。
そのため、約定後にスリッページの発生有無を検知し、指定している値よりも大きなスリッページが発生した場合、自動売買を一時停止したり強制停止する等、制御を任意に設定できるようにしました。
【バージョンアップ方法】
EAファイルをVer5.2に差し替えてください。パラメータを同じ値に設定することで自動売買はそのまま継続されます。
パラメータとして xSlipSafeMode が追加されていますので、以下から選択してください。
TRADE_WAIT:指定値より大きいスリッページ発生した場合、自動売買を一時停止します(約1分程度)。
TRADE_STOP:指定値より大きいスリッページが連続で発生した場合、自動売買を停止します。
TRADE_WAIT_STOP:指定値より大きいスリッページ発生した場合自動売買を一時停止し、連続で発生し続ける場合は自動売買を停止します。
NONE:セーフティ機能を使用しません。