グリッドトレード(リピートFX)において、「利幅を狭くすると、リスクの割に稼げない」という事態に陥ります。
このことは何度か発信してきましたので、認知されている読者様もいらっしゃるかと思います。

今一度確認するため、フォワード検証でデータを取り始めています。
まだまだデータを取り始めて間もないのですが、ひとまず記事にしたいと思います。

フォワード検証の各種条件は以下の通りです。


・通貨ペア
 ドル円

・トレード方向
 買い

・検証期間
 2019/3/4~

・グリッドトレード設定
 (1)注文間隔5銭 利幅5銭
 (2)注文間隔5銭 利幅25銭
 (3)注文間隔5銭 利幅50銭

・利用業者
 XM

※注文間隔5銭とかなり狭小の設定です。これはこれで理由があるのですがまた別の機会にでも。


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トレードイメージ

上記パターンでいう利幅5銭と50銭の違いを視覚的に捉えてみましょう(4時間足チャートです)。
・利幅5銭

利幅5銭だと下落時であってもわずかな反発で利確する形になります。結果、チャートでみると注文・決済いずれかが常に行われているかのように見えます。決済ベースでカウントすると、多い日では30回以上の利確が行われました。

・利幅50銭

利幅5銭に比べるとだいぶ様相が変わり、決済頻度は目に見えて減ります。利幅50銭ですと下落時は全く利確しないのですが、利益方向に動き決済し始めると連続的に決済されます。

累積獲得Pipsの比較

早速ですが各条件での獲得Pips(累積)をグラフ化したものを下図に示します。

先ほど視覚的に見ました通り、常に決済している利幅5銭は獲得利益のムラが少ないです(赤線)。利幅が大きいと全く決済されないという日も発生しますが、利益方向に動くと一気に獲得Pipsを稼ぎ出します(水色線)。結果として、開始時に水準に戻った4/13時点では利幅50銭の設定が獲得Pipsを上回った形です。

まだまだ1か月程度の検証期間であり、結論付けるのは早いのですが
利幅が大きいと日々の決済数は減って物足りない感はあるものの、利益方向に大きく流れができると一気に稼げ、結果的には「より稼げる」という形になります。

今回、スワップは度外視して評価していますが、利幅が大きいほうが保有期間が長くなるためプラススワップの場合はスワップ面でも有利になるといった面もあります。

今回の記事はここまでとします。データ取りが十分になったところで、改めて取りまとめたいと思っています。

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